厚生労働省の医療認定を受けないで、機器の中に電解槽を設け、電気分解されたアルカリイオン水。別名水素水、還元水。
厚生労働省の医療認定を受けるにはまず、厚生労働省の医療機器製造メーカーとして、工場そのものの認可を必要とします。
誰もが勝手に作れる一般の『浄水器』等とはここから違います。
極端な言い方をすれば、一般の浄水器であれば、家内工業であろうと、中に入れる濾剤（ろざい）も好き勝手です。ですから、一般の浄水器には様々な濾剤（ろざい）が使用され、様々なネーミングで販売されているのが現状です。
本当のアルカリイオン水整水器の場合、使用できる部材、材料に至るまで完全に安全性が実証されているものしか使用が許されていません。そのため、安価で、粗悪な部材、材料等は一切使用できないようになっています。ですから、厚生労働省の医療認定を受けた商品は『安心』してお使いいただけます。
それ以外は消費者の選択眼が問題になります。

偽の、偽物のアルカリイオン水その２

「天然のアルカリイオン水」と表記されて販売されているミネラルウォーターがありますが、採取された時、ボトリングされた時にアルカリ成分がイオン化した状態であっても、我々消費者が手にするときは水酸基結合等でただのミネラルウォーターになっていると思われたほうが宜しいでしょう。
即ち、ただのアルカリの水なのです。アルカリイオン水とは言えないのです。

偽の、偽物のアルカリイオン水その３

厚生労働省の医療認定を受けた機種から生成されたアルカリイオン水も時間が経てばただのアルカリ水になります。生成時の濃さにもよりますが、生成後24時間程度の寿命と考えられた方が宜しいでしょう。アルカリイオン水は生きた水です。そのため、早めの飲用をお勧めします。生鮮食品と同じと思っていただければ宜しいでしょう。