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「水を変えると、料理の味は本当に変わるの?」とよく聞かれます
「浄水器や整水器で水を変えると、料理の味も変わるって本当ですか?」
私たちがお客様のご自宅へ伺うと、このご質問をいただくことがよくあります。
「なんとなく変わりそうな気はするけれど、正直、気のせいでは?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、水を変えると料理の味が変わることは、十分にあります。ただし、何にでも効く魔法のような話ではなく、水の中の「塩素」「硬度」「pH」という3つの要素が、料理ごとに違う形で味に影響しているというのが実際のところです。
株式会社カンゲンは、水ひとすじ40年。整水器の販売だけでなく、ご自宅での設置や点検、飲み比べのご相談を続けてきました。
この記事では、訪問先で実際にお客様から伺った声と、代表の自宅での使い分けを交えながら、水と料理の味の関係を分かりやすくご説明します。
なぜ水で料理の味が変わるのか|塩素・硬度・pHの3つの理由
料理に使う水は、ご飯なら米の重さの1.2倍前後、お茶やだし、汁物にいたってはほとんどが水そのものです。水は「材料の一つ」であり、量で見れば主役に近い存在です。
その水の性質のうち、味に関わる代表的な要素が次の3つです。
1. 塩素(カルキ)のにおい
水道水には、衛生を保つために塩素が含まれています。安全のために必要なものですが、独特のにおいや、舌に残る「カルキっぽさ」の原因にもなります。
「加熱すれば飛ぶ」と思われがちですが、ご飯の場合は研ぎ水や浸水の段階で、米が水を吸ってしまいます。つまり、炊く前の水こそ味に影響しやすいのです。
水道水のにおいが気になる方、とくに団地やマンションで貯水槽を経由した水をお使いの方は、団地の水道水が臭い・色つきの原因と対策の記事もあわせてご覧ください。
2. 硬度(ミネラルの量)
水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を「硬度」と呼びます。日本の水道水は比較的やわらかい「軟水」が中心で、これは和食に向いた水と言われています。
だしや煮物、お茶は軟水のほうが素材の旨味や香りが出やすく、ミネラルの多い硬水では風味が出にくい、というのは料理の世界でよく知られた話です。
3. pH(酸性・アルカリ性)
整水器が作る水の特徴は、このpH(酸性・アルカリ性)を選べることにあります。
一般に、弱アルカリ性の水はお茶やだしの成分が出やすく、ご飯がふっくら炊き上がりやすいと言われています。逆に、酸性の水はそばやうどんなどの麺を締まりよく、色よく仕上げやすいとされています。
「どの料理にどの水が合うか」を考えられるのは、pHを選べる整水器ならではの楽しみ方です。

訪問先でよく伺う「ご飯」と「お茶」の変化
ここからは、私たちが実際にお客様から伺っている声をご紹介します。
いちばん多いのが、「ご飯の艶が良くなって、甘みも増したように感じる」というお声です。研ぎ水の段階から水を変えた方ほど、この違いを感じられているようです。
次に多いのがお茶です。「お茶を水出ししたら、短時間でもしっかり出た」というお声をいただきます。水出しは加熱しない分、水の性質がそのまま出やすいのかもしれません。
そして、飲み比べをしていただいた際には、「雑味がなくて飲み心地がいい」と感じられる方が多い印象です。
私たちが現場で感じているのは、数値や説明よりも、実際に飲んで違いを感じたときの反応がいちばん大きいということ。「本当に味が変わるのか」は、説明を聞くより、飲んでみるのが早いのです。
ただし、味の感じ方には個人差があります。お米の銘柄や炊飯器、お茶の種類によっても違いの出方は変わるため、「誰でも必ず劇的に変わる」とはお約束できません。この点は正直にお伝えしています。
料理別・水の使い分け早見表
整水器は1台で「水素還元水(弱アルカリ性)」「浄水(中性)」「酸性水」の3種類の水を作れます。料理ごとの使い分けの目安をまとめました。
| 料理・用途 | おすすめの水 | ポイント |
|---|---|---|
| ご飯を炊く | 水素還元水 | 研ぎ水・浸水の段階から使うのがコツ。艶・甘みの声が多い |
| だしを取る・煮物 | 水素還元水 | 昆布やかつおの旨味が出やすいとされる |
| お茶・コーヒー | 水素還元水 | 水出しでも短時間で出やすいという声あり |
| そば・うどんを茹でる | 酸性水 | 麺が締まり、色よく仕上がりやすい |
| 野菜を洗う・あく抜き | 酸性水 | 野菜の色をきれいに保ちやすい |
| 薬を飲む・ミルクを作る | 浄水 | 中性の水が基本。整水器の水は使わない |
※味の感じ方や仕上がりには個人差があります。お薬やミルクには、必ず中性の浄水をお使いください。

カンゲン代表の自宅では、こう使い分けています
参考までに、弊社代表の自宅での使い分けをご紹介します。
まず、ご飯を炊くときは研ぎ水の段階から水素還元水を使っています。炊く水だけを変える方も多いのですが、米が最初に吸う水こそ大事、というのが実感です。
だしを取るときも水素還元水です。昆布やかつおの旨味がしっかり出るので、だしの味が決まりやすくなります。
一方で、そばを茹でるときは酸性水を使います。麺の締まりや色の仕上がりが変わるためです。
「料理によって水を替える」と聞くと手間に感じるかもしれませんが、整水器は蛇口のそばで切り替えるだけなので、慣れると自然な動作になります。
よくいただく質問
Q. 本当に味が変わるんですか? 気のせいでは?
A. 個人差はありますが、ご飯やお茶で違いを感じる方は多くいらっしゃいます。まずは飲み比べをしていただくのがいちばん早いと思います。
Q. 炊飯器で炊くときも効果はありますか?
A. はい。炊飯器でも土鍋でも、水は同じように米に吸われます。研ぎ水から変えるのがおすすめです。
Q. 煮沸すれば水道水と同じでは?
A. 塩素は加熱で減りますが、硬度やpHは変わりません。また、ご飯は加熱前の吸水段階で水を吸うため、煮沸だけでは補えない部分があります。
Q. 整水器の水は、すべての料理に使っていいですか?
A. お薬を飲むときや赤ちゃんのミルクには、中性の浄水をお使いください。それ以外の一般的な料理には幅広くお使いいただけます。
正直にお伝えしたい注意点
「水を変えれば何でもおいしくなる」とは、私たちは言いません。
味は、お米や食材の質、調理の腕、炊飯器の性能など、たくさんの要素で決まります。水はそのうちの一つです。
ただ、ご飯・お茶・だしのように「水そのもの」を味わう料理では、水の違いが出やすいのも事実です。毎日食べるご飯、毎日飲むお茶だからこそ、水を見直す価値があると私たちは考えています。
そもそも整水器と浄水器の違いが分からない、という方は水素還元水(還元水素水)とは?効能と選び方の記事から読んでいただくと分かりやすいと思います。
まずは「飲み比べ」で確かめてみませんか
ここまで読んで、「うちのご飯やお茶はどう変わるんだろう」と気になった方へ。
株式会社カンゲンでは、ご自宅に伺って水道水と整水器の水の飲み比べをしていただけます。pH試液を使って、水の違いを目で見て確かめることもできます。
「実際に飲んでみたら違いが分かった」というのは、私たちがお客様から最も多くいただく言葉です。
「買うかどうかはまだ決めていない」「とりあえず違いを知りたい」という段階でも構いません。無理におすすめすることはありませんので、お気軽にご相談ください。